『RAU-RAU-G -YUKA-』

きっかけは、一人の女性が描く『絵』からはじまりました。
画用紙いっぱいに広がる色の洪水。そこには小さく小さく緻密に描かれた絵たちがありました。
絵でびっしりと埋められた画用紙を見て、思いました。

「この絵を世の中のみなさまに是非見て貰いたい…！」

この絵を描いたのは、西村有加さん。
有加さんは、ダウン症候群 という先天性疾患を持っています。

この先天性疾患は、体細胞の21番染色体の突然変異によって起こります。

なぜ染色体の突然変異が起こり、ダウン症候群が引き起こされるのか。その詳しい原因や理由は未だにわかりません。
特に新生時に多く見られる精神疾患で、偶発的に起こることが殆どです。

有加さんは幼少のころから絵を描く事が大好きでした。
それは大人になった今も変わりません。
一心に画用紙に向かって描き続ける有加さんの絵は、さまざまな色のカラーペンによって生まれます。
その絵はとても色鮮やかで、自由に描かれていて、どこか幼いころを思い出すような、童心にかえるような。
心癒されるものを感じます。

「この絵を商品にして、みなさまの身の回りに置いてほしい。」

そして、生まれて来た商品たちが、『 RAU-RAU-G - YUKA - 』の、ママとキッズのアイテムなのです。

Creator Profile - 作家プロフィール -

西村　有加（にしむら　ゆか）

1984年3月滋賀県野洲市にダウン症候群という先天性疾患を持って生まれ、地元の小学校、中学校卒業後、
県立八日市養護学校へ進学、卒業。

現在は障がい者福祉事業所「にっこり作業所」に就労し、パン製造の仕事に従事している。

小さい時より絵を描くことが好きで、余暇に描いていた絵が

2013年「ぴかっtoアート展」にて審査員特別賞受賞、
2015年には入賞を受賞。

この時の絵がダンスサークルのオリジナルTシャツに採用され、多くの人に絵の中のキャラクターが「かわいい、色使いがキレイ、癒される」との評価を得ている。